2015/12/16 - 2015/12/16
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Zebraさん
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クリスマス期にマインツに来るのは何年ぶりだろう?
何も予定がないのなら、5月のシュパーゲル(白アスパラ)の季節と、10月のオクトーバーフェスト(ビール祭り)と、それから12月のクリスマスマーケットに来たいのだが、仕事日程はそんな都合よくはいかない。
それでも、夏は仕事のあとにハイキングに行ったり、冬季の早い日没の後(なんとなく仕事も早く終わらせる)に、食事に行ったり、日本人と同様に勤勉だといわれるドイツ人たちは、日本人よりもオンオフの切り替えが上手だ。
(「勤勉」も「日本人」「ドイツ人」も、一概に言えないんだけどね)
マインツのクリスマスマーケットは、中央駅から徒歩でいける範囲にある。霧雨の水曜日、買い物ついでに明かりに誘われてみた。
滞在中なので、旅行期間が入れられません。歩いた日の日付で。
雨っぽかった16日と、友人家族と同行した18日の写真を混ぜてあります。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
まずは今回も、マインツ中央駅からスタートしよう。
駅前もクリスマスカラー満載で、そこでも焼ブルスト(ソーセージ)や
グリューワイン(ジュースやシナモンを入れて温めた赤ワイン)が飲める。
中央駅が隠れてしまっているが、
店が出ているのは、駅と駅前バスターミナルの間の歩道の上である。マインツ中央駅 駅
-
参考までに、昼間のマインツ中央駅前。
このときはまだ朝早いので、あまり飲んでいる人はいなかった。 -
これも前回の「そぞろ歩き」と同様、駅から右前方向のBahnhof Str.
(バンホフシュトラーセ:路面電車の線路のある通り)を進む。
少し歩くと、出店の明かりが見えてくる。
(地図や道は昼間バージョンの【マインツそぞろ歩き】
http://4travel.jp/travelogue/10930296 を参考にしてください) -
クリスマスマーケットらしく、カルーセル(回転する木馬の遊具)が来ている。
今、霧雨が降っているので(今年は暖かいので雪にならない)、
乗っている人はいない。 -
ちょっと人出が少ないのかな。
それでも、赤系や黄色形の店の中は、とても暖かそうだ。 -
こんな感じで、バンホフシュトラーセにずっとで出店が続いている。
なお、ここは遊歩道になっている中央分離帯部分である。
で、よく見ると、出店のずっと向こうに…… -
グリーンにライトアップされたシラープラーツのモニュメントがある。
この辺には人がうじゃうじゃいる。
ここでグリューワインをもらって、手を温めながら先に進む。シラー広場 広場・公園
-
普段ならとても目立つシラーさんの像を見つけた。
今日はシラーさんも出店の間に埋まっている。 -
シラープラーツのモニュメントのところから左に曲がる。
バス停がたくさんあって、銀行などの集まる広い通りだ。
この道を進み、ドム(マインツの大聖堂)に向かう。 -
ドムが見えてくる。
写真では右手奥にあるのがそうだが、ライトアップの光が穏やかなので、
はっきりとは見つけにくい。
(この日、水曜日は雨っぽかったので、なおさら見えにくかった)
ここはほぼグーテンベルク広場のあたりで、
正面のクリスマスツリーの左側(写真の外)に州立劇場がある。グーテンベルク広場 広場・公園
-
州立劇場。
コンサートを行っているらしく、外で発声練習(?)をしている聖歌隊がいた。
金曜日には、このすぐ裏のあたりに車を停めて、
友人、友人の奥様、お子さん二人と一緒にクリスマスマーケットを回った。州立劇場(マインツ) 劇場・ホール・ショー
-
友人のお子さんたちはテンションが高い。
マルクト広場に着く前に、ショウウィンドーに雪の降り注ぐクリスマスツリーを見つけて大騒ぎ。
"Schöne! (素敵!)"
"Ich will das (欲しい!)"
"Es ist wunderschön. Ich interessant(綺麗だね、面白い)" ←友人
私と奥様は、
「いったいどんなに散らかると思ってるのよ、絶対買わないわよ」
とか何とか後ろで話していた。
でも、綺麗だ。 ……買わないけど。 -
道なりにドムを目指し、マルクト広場のクリスマスマーケットへ向かう。
道の向こう、二本のクリスマスツリーの間でキラキラしているのは、
クリスマスピラミッドと呼ばれる巨大なウィンドミルだ。 -
クリスマスピラミッドは、上昇気流で上の羽を回転させ、
人形たちを回す構造で、木製のものが多い。
実に暖かく、美しいが、10年位前に来たときにも、
同じクリスマスピラミッドが飾られていたので、大切に使われているのだろう。マルクト広場(マインツ) 広場・公園
-
小さなクリスマスピラミッドは、出店でも売られている。
女の人の視線の先にある、赤いクリスマスピラミッドが、10ユーロくらいだった。
(参考までに、通常はこの数倍する。後述するが、この店は安い) -
金曜日には別のお店のクリスマスピラミッドも見に行く。
出店ではなく、囲まれた店(プレハブ(?)だけど囲まれた店)になっている。
クリスマスピラミッドは、ここでもとてもかわいらしい。 -
Schwibbogen(シュヴィップ・ボーゲン)。
これは動かないが、木のぬくもりが柔らかい。作ってみたいなあ、とも思う。
中国製(?)のものと、ドイツ人が全部作ったものと、やっぱり重みが違うのかな。
少なくとも精巧さが違う気がする。
安物を買っても、きれいにヤスリをかけたり、細部をいじってやると、
美しくなりそうな気もする。 -
日本で言うところの、チョコバナナの店。
ウェディングケーキみたいに見えるのは、チョコレートシャワーで、
上から溶けたチョコレートが流れ落ちている。
右の写真はアクリル窓の向こうにあるのだが、
窓に横に開いた穴から果物を差し入れて、チョコレートを追加することも可能だ。
お子ちゃまたちが指を入れようとして「だめ!」と叱られていた。 -
これも毎年見かける店だ。
蜂蜜キャンドルのお店。甘い色のキャンドルがとても美しい。
においに誘われて中に入る人が多いのか、中はひときわ大混雑だ。 -
溶かした蝋の中に紐をたらし、何度も引き上げることで、
紐の周りに蝋を成長させていく方法で作られている。
(このときはやっていなかったが)体験でやらせてくれたりもする。
写真左は、引き上げた蝋に彫刻を施したものだ。
蜂蜜と蜜蝋キャンドルのセットなども売られていて、購入している人が多かった。
何度か購入したなあ……今年はパス。 -
ライトを売っている出店。
友人の自宅にも、この大きいのが飾られていた。
最近はアメリカ風に12月にはいるとツリーを飾っちゃう家も増えたが、
ドイツでクリスマスツリーは12月24日に飾り、
それまではアドベントのキャンドル(日曜日ごとにキャンドルを灯す)や、
こんなライトを飾っておく程度のようだ。 -
電気のタイプとキャンドルを入れるタイプがある。
お子ちゃまたちと「綺麗だね」と話していたら、
「クリスマスプレゼントだ」、と、友人に一つ買っていただいてしまった。
ありがとう♪ 街の名前の入ったキャンドルカップ、大切にします。 -
ミニチュアでキリスト生誕の様子を作るクリッペ。
小さな人形と、羊が大量になれべられている。
それにしても羊、大量にいるなあ。見ているだけで、メエメエ煩そうだ。 -
クリッペは、こんな形にミニチュアの家や人形・動物を配置して、
キリスト生誕の場面や、お祝いムードの村人の様子を作る。
シルバニアなんて目じゃない、長い歴史を感じる。 -
そういえば、ドムのすぐ前に、実物大の生誕像が作ってあった。
以前訪問したときもそうだったが、大聖堂の前に、
やぐらを組んだ様な形で作られたこの像を、人々はお参りのよう見ていく。
クリスマスは、キリストの誕生日なんだよね、と、
当たり前のように思う。 -
ここがマルクト広場の真ん中あたりだと思う。
マインツのクリスマスマーケットは、
派手ではないけれど、質素に華やか(?)で、とても暖かい気がする。
コートを着た地元民が、ソーセージやワインを楽しむ。
(これは水曜日の霧雨のときの写真) -
で。上は綺麗だけど、下は大混雑〜
(こっちはお子さんたちを連れて歩いた、金曜日の写真。水曜と混雑具合が違う)
このあたりには、小さなお店がたくさん集まっている。
食べ物も多くて、目移りするお子さん(4歳の女の子)の手を
つかんでいるのがなかなか大変だ。 -
Glühwein=グリューワインのお店。
2ユーロだから、ちょっと値上がりしたかな。
価格はカップ代みたいなもので、カップを持って行けばお代わりを注いでくれるし、
カップの返却をするとデポジットで全額戻ってくるお店もある。
でも、カップにはマーケットの街の名前と年が書かれているから
たいていの人は記念に持ち帰る。 -
Mainzer Schnuckerlwerk=マインツの悪たれの店?
普通の雑貨やさんっぽかった。 -
Holz & Spiele =木製のおもちゃのお店。
ドイツは気のおもちゃがたくさんあって、素敵だ。 -
これはわかりやすい、Naturseifen=天然ソープの店
すごくいいにおいがする。 -
Wildbratwurst(あら引きソーセージ)を発見。
店によって、店員さんたちがシャツの色を統一しているのが面白い。
ここのお店は黄色のようだ。 -
辛くないマスタードをたっぷりつけて、
とても素朴な感じのホットドッグをいただく。
熱々で、満足だ。 -
PCの中にある昔の写真を引っ張り出してきた。
これは2005年の写真だが、ほとんど同じライトが同じアレンジで使われている。
これはこれで(変わらないということも)、懐かしくていい。 -
2005年のクリスマス写真がほかにもあった。
これは4つだけの小さな観覧車。手動のスイッチで動かしていた。
大丈夫か? と思うような大柄な大人(子供同伴)も乗っていて、
小ささがよりいっそう目立っていた。
今年は見かけなかったが、ただ単に見落としたのか、壊れちゃったのか。 -
マルクト広場は大混雑なので、出店の外に出て、深呼吸をする。
教会の周りこういう市場があるんだな、教会中心の街なんだなあ、と、思う。
雰囲気としては、日本のお寺さんで行う村祭りに近いんだろうな。 -
ドム広場の端のほうにも、カルーセル(回転木馬)がある。
昼間はビル街なので、隣の商業ビルからマネキンが見下ろしているのが面白い。 -
で…… クリスマスピラミッドを衝動買いしてしまった。
通常はこのサイズだと200ユーロ位しそうなこれが、30ユーロ程度。
純正ドイツ製ではないかもしれないが、作りが粗いわけでもなさそうで、滑らかに回る。
(木製なので、多少は壊れても修理できるし)
デリケートな物なので、機内持ち込みの手荷物で日本に持ち帰る予定。
それまでは部屋に飾っておこう♪
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この旅行記へのコメント (4)
-
- Honeyさん 2015/12/21 17:24:03
- 綺麗ですね(*^_^*)
- Zebraさん
こんばんは^^
マインツにいらっしゃるんですね。
もうすぐ年末だというのに海外出張、お疲れ様です。
クリスマスのイルミネーション、素敵ですね♪
ついついお財布のひもが緩んでしまいそうな可愛い小物達!
クリスマスピラミッドというもの、初めて名前を知りました。
可愛いな〜。
お仕事とはいえ羨ましいです。
どうぞご帰国までお気をつけてお過ごしくださいね。
少し早いですがメリークリスマス!
Honey
- Zebraさん からの返信 2016/02/13 16:23:11
- RE: 綺麗ですね(*^_^*)
- いつもメッセージをありがとうございます。
寝ぼけたような返信でごめんなさい。
年末や年度末に「今年のうちに終わらせなきゃ」という海外出張は多いです。
それでも、クリスマスシーズンにいろんな国にいけるのは楽しいですが。
ドイツのクリスマス、日本よりも衝動買いをする人が少ないので、
彼らと同じペースでじっくり見ることができて、
お店の人もそれに付き合っていろいろ出してきてくれるので、
そういう買い物も、なかなかいい感じです。
Zebra
-
- SATOSATOさん 2015/12/19 00:38:07
- 素敵です☆
- Zebraさん 今マインツにいらっしゃるんですね、羨ましいです〜
クリスマス時期は雰囲気があって、また一段と素敵なんでしょうね ♪
私は夏の昼間のマインツしか知らないので、紹介して頂けてとても嬉しいです!
ドイツの文化も色々教えて頂き、勉強になりました。
またこの続き、期待していてもいいですか?(*^^*)
風邪ひかないよう、暖かくして楽しんでくださいね。お仕事もがんばってください。
SATOSATO
- Zebraさん からの返信 2016/02/13 16:29:11
- RE: 素敵です☆
- コメントをありがとうございます。
ずいぶん返信が遅くなってしまい、すみませんでした。
ドイツのクリスマスは適度に地味で雰囲気がとてもいいので、
ぜひお勧めです、温かい格好をして。
マインツは昼間よりもクリスマスの夜のほうが、
(特にマルクト広場など)広い気がしますし、
混雑はしているものの、人の動きがのんびりしていて、
地元のクリスマスを味わうのにはとても良いかと思います。
観光客はほとんどいませんが、
地元に多くいる外国人(留学生が多い)もクリスマスを楽しんでます。
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